車を利用する方法は、昔も今も所有かレンタルが主な手段ですが、昔に比べて所有もレンタルも手段が増えてきました。
このブログ記事では、所有する際の購入手段について整理したいと思います。
車の利用手段リストアップ
所有とレンタルの手段はそれぞれいくつかありますね。
所有の方法(支払い総額安い順)
- 現金払い
- 銀行マイカーローン
- 残価設定クレジット(買取)
- ディーラーローン
レンタルの方法(手軽な順)
- カーシェア
- レンタカー
- サブスクリプション
- 残価設定クレジット(売却)
車の現金払いが最も得だけど、ローンも選択可能です。
車の所有においては個人のポリシーも反映されると思います。
新車がいい人。中古で構わない人。
どちらにおいても購入費用を現金で用意できれば最もお得です。
まとまった金額を支出したくない場合は、ローンを利用せざるを得ない場合、いくつか選択肢があります。
銀行マイカーローン
銀行マイカーローンは、金利が最も低いですが(1%~4%)、車両を担保にできないため、本人の収入面で審査されます。
手続きも平日に行うなどの煩わしさもあります。
車両以外のオプションや諸費用もローンに組み入れることができる柔軟性もあります。
ディーラーローン
ディーラーローンは、車の販売店経由で信販にてローンを組みます。
車両を担保にできるため、審査はすぐに通ります。
ただし、金利は割高です(4%~8%)
車両以外のオプションや車費用はローンに組み入れられないので、購入時にまとめて払う必要があります。
残価設定クレジット
残価設定クレジットは、金利は銀行マイカーローンとディーラーローンの中間です(2%~5%)。
期間契約完了時に、あらかじめ設定した金額(残価)で下取りしてもらうか、契約期間完了時に残価を全て支払って、車両を買い取るを選ぶことができます。
残価設定は3年契約でおおよそ50%、5年契約で30%程度です。
買い取りの場合は、設定した残価をローンの最終回にまとめて精算する変則的な形です。利息については残価分の利息も含みます。
ただし、元金の何割かが最終回に据え置かれる影響もあり、月々の返済額の元本部分を減らすことができます。
月々の支払額は銀行マイカーローンよりも抑えることはできますが、金利が高いことが影響して、最終的な支払い総額は割高となります。
一方で、下取りの場合は中古車市場で販売することになりますので、
- 走行距離の制約がある
- カスタムができない
- 傷をつけられない
などの制約があります。そのため、下取りを前提とする場合は、期間リースのようなものと捉えることができるでしょう。
まとめ
車の所有の方法についてまとめると以下の表のようになります。
例えば、300万円で新車購入。ローンは5年(60回)の分割払いの前提です。
方法 | 現金 | 銀行 | 残クレ | ディーラー |
金利 | 0% | 1% | 2% | 4% |
審査 | なし | 厳しい | 易しい | 易しい |
回数 | 1回 | 60回 (5年) |
60回 (5年) |
60回 (5年) |
支払 | 300万円 | 51,281円 |
38,308円 |
55,249円 |
備考 | 諸費用等 現金払い |
諸費用等 ローン可 |
残価設定 |
諸費用等 |
総額 | 300万円 | 308万円 |
320万円 |
332万円 |