格安スマホといえば、大手の電波を借りて通信サービスを提供する事業者であるMVNOとsimカードの契約をして、simフリースマホと組み合わせることでした。
これで月千円程度の通信料に抑えることができます。ここでは、その効果と手間について、整理したいと思います。
大手も安価なプランを提供
最近は大手自体が格安サービスを提供しています。
- いつでもどこでも動画を見たい方は、月間20GB程度の容量は必要でしょうか。
- 大手各社の通信料金は3,000円くらいです。
- 夫婦で契約すれば6,000円くらいで。
私の知り合いでは夫婦で月2万円の通信料金を払っている方がいましたが、月1万円4千円も浮きますね。
MVNOによる格安sim
さらなる低料金を求めるには、必要とする通信容量も制限することを考えましょう。
- 外出先で動画をストリーミング視聴をしなければ、かなり抑えられます。3GBもあれば十分でしょう。
- いわゆる格安simですが、月々1,000円前後で契約することができます。
- 夫婦で契約すれば2,000円と言えそうですが、通話料は別料金だったりするので、結果的に2人で3,000円くらいになったりします。
ただし、いくつかの注意点もあります。
- MVNOでsimカードを契約してお手持ちのスマホに差すことになります。
- お手持ちのスマホがdocomoならば、docomoの電波を借りてる事業者のsimカードを契約すれば良いですね。
- 契約後、朝夕の電波が混みやすい時間帯は若干、通信速度の低下が気になるかもしれません。
楽天モバイルってどう?
月の通信容量を1GB以内、1回の通話を10分以内に抑えると、0円です。
ただし、注意したほうが良い点もあります。
- 大手3社に参入する形でアンテナを立ててサービスエリアを広げつつあります。
- 後発ということもあり、大手3者に比べて、割り当てられた電波帯域が少ないのです。
- 割り当てられている1.7-1.8GHz帯は、高いビルの近くや地下だと電波が届きにくいのです。
- 私はサブ回線として使っているためか、あまり不都合は感じたことが無いですか、妻の方はメイン回線として使っており、たまに電波が入りにくいそうです。
- 大手3社はプラチナバンドと呼ばれる800MHz帯を使えるのですが、この電波帯域は建物や地下でも入りやすいいのですよね。羨ましい限りです。
電波帯域の割り当てはこちらを参考にしました。[日本の全キャリアの4G周波数帯まとめ【楽天モバイル追加】]
格安スマホに移行するための準備
格安スマホデビューするにあたっては、以下の手間についても準備しておく必要があります。
キャリアメール
スマホを使った通信手段としてはLINEが一般的になりましたが、かつてはキャリアメールと呼ばれる、携帯通信各社が発行するメールアドレスを利用した通信が一般的でした。
- 今でも使っている人がいるでしょうが、格安スマホではキャリアメールは使えなくなります。
- キャリアメールで通信していたり、アカウント登録している場合は、別のメールアドレス(gmailなど)を取得して、そちらに切り替える必要があります。
ポイント
大手携帯通信各社でもポイントサービスを実施しております。
- 機種変更代金に充てられたりやポイントモールで利用できることでしょう。これらも使用できなくなります。
- 移行する前にポイントを使い切ってしまいましょう。
MNP番号の発行
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは、携帯電話番号を維持したまま携帯通信会社を変更できる仕組みです。
- 今まで利用していた携帯通信会社にMNP番号の発行を依頼し、
- 新たに利用する携帯通信会社にMNP番号を伝える必要があります。
MNP番号の依頼から発行には数日かかったり、有効期間(2週間くらい)もありますので、時間に余裕のあるときにやりましょう。
おすすめ格安スマホ
SIMフリーのスマホを1台確保しておけば、格安SIMとの相性が抜群です。
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