毎月のクレジットカードの請求額を把握していますか?
いくら請求されるか把握していない場合は、自分のお金の支出を自分でコントロールする方法を身につけるところから始めてみましょう。
そのためには、日々の出費を目に見える現金払いにするのがお勧めです。ここではそのための仕掛けを紹介します。
2つの財布に現金を振り分ける
給料が振り込まれたら、現金を振り分けましょう。
- 1ヶ月分の生活費(食費や日用品)をメインの財布に一定額入れましょう。
- 1か月分のこづかい費(飲み代や娯楽費、趣味の費用)を、サブの財布に一定額入れましょう。
一定額としては、1ヶ月に使うと見積もった予算の額としてください。
どのくらい使うか分からない場合は、1ヶ月分の支出の記録をとって、どのくらいの支出があったのかを合計した金額を参考に見積もってみてください。
クレジットカードで支払わず、現金で支払う
生活費やこづかい費のクレジットカード払いは、支出金額をよく分からなくさせて、より多く支出するための仕掛けがあるように思います。
家計の支出を抑えるための効果的な方法として、現金で支払う方法をお勧めします。
なぜかというと、以下のような気付きが得られるからだと思います。
- 財布のお金が減ることで、お金をどのくらい支出したのかが分かりやすくなります。
- どのくらい支出したかが分かりやすくなると、自然と支出を吟味するようになってきます。
- 月末になって、財布に現金が無いと、支出をシャットアウトできます。
- 次の月から、シャットアウトはつらいので支出をコントロールするようになります。
このとき、生活費の支出はメインの財布から、趣味や個人的な支出はサブの財布から支払うように心掛けてみてください。
ネットショッピングでクレジットカード払いしたときは、現金払いの代わりの行動が必要です。
- 支払額を1000円単位に切り上げた金額を財布から抜き取り、
- カード払い用銀行口座に入金しましょう。
そのためには、コンビニATMでの入金手数料が無料の銀行口座を持つことがお勧めです。いつでもすぐに入金できる状況なら、入金を後回しにする言い訳ができなくなりますからね。
契約によって毎月の出費が決まっている固定支出については、クレジットカード払いでもOKです。
- 光熱費
- 通信費
- 保険料
これらは、支出を把握したところで支出額を抑えるようにコントロールする余地がありません。
とはいえ、固定支出のなかでも、そもそも不要だと思えるものは、遠慮なくやめてください。例えば、
- 定期購読の雑誌で、もう読んでいないもの
- フィットネスクラブの月会費
- 動画配信サービスで、もう見ていないもの
- 過剰な保険
月末に予算達成状況を記録する
財布にお金が残っていたら、予算達成です。途中で財布にお金を補充したりしていなければですけどね。
次の月の予算達成に向けて、月末には、以下のことをやりましょう。
- 余った金額、足りなかった金額を手書きでノートに記録しましょう。
- 財布に残っているお金を全て空っぽにしして壺などに貯金しましょう。
- 壺に貯まったお金は年末のお楽しみ出費として使っても良いですね。
- 使うあてが無ければ、欲しいものが見つかるまで貯金しても良いと思います。